お仕事

40代派遣社員が考えた方が良い将来のこと

こんばんは。ジューク(@19sblog)です。

本日は本業でコールセンターのセンター長をしている僕が「派遣」を中心とした非正規雇用の問題について語りたいと思います。まず、僕はこんな人間です。

採用のプロフェッショナルです
・稟議の人数の枠内であれば誰を採用して誰を不合格にするかの全権をもっています
・過去10年間で1000人を超える人を面接しています
・自ら採用した人を、その後の研修も一貫して行っています
・新卒で入社した会社では「リクルーター」としての経験もあります
・今まで仕事でもプライベートでも若人のキャリア相談を受けています

社会人としての自分の強みは何かというと採用⇒教育⇒どんな人が残るのかを自ら把握⇒(その結果を活かして)採用という所謂PDCAを回せることであると思います。

例えば人事部の方で採用活動に従事したとしても、採用した方が現場で活躍できるかどうかは正直分からないですよね。また、活躍している姿も直接みることができない。僕の場合はそこのところを直接できることが他人にない強みであると思います。

そして僕は、自らが採用した中で時代の状況から仕方なしに非正規雇用で働いている人も数多く見てきています。そんな僕であるから不安を抱えている40代非正規雇用の方々に何かエールを送れるのではないかと思い、この記事を書いています。良かったらお付き合い下さい。

いつの世も日本は年齢至上主義!?!

50年近く生きてきて本当に思うことは、つくづく「日本は年齢至上主義社会」なんだよなぁということ。日本語自体が敬語があり、年齢が上か下かということを常に意識している状態で、日常生活が成り立っています。

常に年齢を意識して生活していく中で我々の頭には多かれ少なかれ「しかるべき時期にしかるべきことをやらないとダメ」というのが意識されています。具体的には就活をイメージしていただければ良いかと。新卒一括採用から外れてしまうと途端に選択肢の幅が狭まりますよね。まあ昔に比べれば職の流動性は出てきましたが。。

なぜこの年齢至上主義の話を出したかと言いますと、我々採用する側は常に年齢と、見えない線を意識しています。見えない線とは何かといいますと、「この年齢以上は採用しない」とか「この年齢を超えると途端に求人が少なくなる」とかそういった類の線のことです。具体的には、27歳、30歳、35歳、40歳で引かれることが多いのではないでしょうか?

勿論、あらゆる差別はダメという建前の元、こうした線は巧妙に隠されています。だから見えない線なのですが・・・

この中で一番太い線はおそらく35歳。所謂転職適齢期の限界がここにあることが多いからです。

生まれた年で幸せかそうでないかが決まってしまうの?

僕は所謂就職の氷河期でした。数年前の先輩はバブル景気を謳歌しており就職は引く手あまた。そんな姿を見ていた自分たちはまさかバブルが弾けてあんな状態になるとはという感じでした。

でも長い目で見て例えばバブル期に大量入社した人たちはポスト不足やら下からの優秀な人たちからの突き上げやらで大変な目にあってたりしますよね。人生をトータルで考えた時に一時期の情況を嘆いても仕方がないのではないかと思います。

それよりは与えられた環境の中でどう生き抜くかということが大切ではないでしょうか?そもそも僕個人としては、
・この時代の日本に生まれた
・健康で暮らせている
この2点のみをとってもとても幸せなことであると考えています。身近に健康を失った人を見ているので健康の大切さを身に染みて分かっているからです。

あなたが狙うのは一発逆転、それとも?

では(うちの職場にもいますが)40代で派遣社員である人がどうやって今後生きていけば良いのでしょう?まず、残酷な事実ですが、40代で派遣社員として働いている人で、そこから正社員になれる確率は感覚的なものになりますが、300人に1人程度ではないでしょうか?100人に1人は絶対になれていないと思います。

個人的には、「正社員が夢」という社会はどこか歪んでいるとは思います。ですが、現状そんな社会になっていることを事実として認識し生き残らなければなりません。ですが、もう一つ残酷な事実をここに記します。「50歳を超えるとそもそも仕事の紹介が来ない」ということです。

いやもうこれは本当に声を大にして言いたいですが、事実です。

何だよそれ八方塞がりじゃねーか!

そうなのですよ。哀しいですが、年齢至上主義社会ではこれが現実。

ではどうすれば良い?というところをプロとして回答したいと思います。

具体的には、
・出来るだけ大きな会社に派遣される
・そこで長期間勤める。安易に辞めない。
・派遣の抵触日になったら直雇用で採用される

それぞれ説明していきましょう。
・出来るだけ大きな会社に派遣される
大きな会社であればあるほどコンプライアンスを重視されます。簡単にいうと何かあっても簡単に辞めさせられない。それが派遣の採用に関しても当てはまることが多いです。また、福利厚生が充実しているケースが多いのでそれに便乗できることができます。仕事内容よりも会社の規模で選ぶのが先ずは正解だと思います。

・そこで長期間勤める。安易に辞めない。
上で書いたように年齢が進むにつれて選択肢は狭まります。また、50歳を超えると極端に狭まります。時間が何よりも大切です。限られた時間の中でできる限り良い会社をみつけ、とにかく3年間勤めましょう。安易に辞めないと書いたのは、採用する側として短期間で仕事を転々としている人は「教えてもすぐに辞めてしまう」リスクを抱えていると判断するからです。

・派遣の抵触日になったら直雇用で採用される
そしてこれが一番大事です。勿論、採用の段階で「3年後の抵触日を迎えた後の対応」について確認しておくことは必要です。そこで直雇用の実績がある場合はという風に理解してください。3年後の抵触日を迎えた場合には「無期雇用」と「直雇用」の2パターンがあります。採用する側としては派遣で採用するメリットは、「何かあったときに契約更新しないという名目で首を切れる」というのが本音のところです。

逆にいうと直雇用の場合はそうそう首は切れません。切られません。そして直雇用の場合、派遣会社を通さない分雇用側としての負担は減りますのでその分、時給に報われることが経験上とても多いです。具体的には、直雇用になった場合には貰っている給料を増やしやすいのですよ。

そこで頑張れば、その後の契約社員⇒正社員という流れに乗ることも会社によっては可能でしょう。一発逆転は狙えませんが、リスクを避けつつチャンスを狙うことができます。

まとめ

如何でしたでしょうか?
今日の内容は僕が採用する側の立場と考えを赤裸々に語ることによって、採用される側として何を考えていけば良いかに関して語りました。今は派遣採用に関しては売り手市場です。しかしながら今のような状況はずっと続くわけではありません。是非とも自分に合った企業を早く見つけて3年、直雇用と目指してください。あなたが今、40代で非正規雇用であれば、これがよりベターな方法であると思います。

ではまた!

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